私は神かもしれない…
車を降りてBダッシュと共に階段を登りながら、いわき駅まで230円の切符代を出すスキルを持っていたのだ!階段を二段抜かしで登っていると背後から気配を感じる。そう、サラリーマンだ。
私の財布の中に小銭は500円玉が一枚と、100円玉が二枚、50円玉が一枚、10円玉が二枚入っていた……ここは500円玉を出してしまおう!!それがシロウトの考えなのである。私は非常に冷静になった。230円を丁度出すには、あと10円玉が一枚足りない。隣にはリーマン。糞が………こうなったら召還するしかないのかっ……!
50円玉をッッ!
既に私の視界からリーマンは消えていた。私の視力が失せたわけではない。私の速 度 が 暴 走 していたのだっ!!!!!!!!!
250円が機械に吸い込まれてからは早かった。釣りなど気にしない、といいたいところだが10円玉二枚を見捨てる勇気は持ち合わせてないものでな。ハッ
改札を駆け抜けると待ち受けるは階段。JK時代5段抜かしを会得するとはこういうことだ。下車する客の間を割入って電車内に乗り込むと同時に辺りに響き渡るシューという音。
私は勝ったのだ。
時間という私を拘束するものと、息切れという身体能力の限界にっ!!
あっちゅうまにいわき駅だ\^o^/ここまで見てくれてありがとね!行ってきまーす☆
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